~今日のみことば~
「翌日になって、モーセは民に言った。『お前たちは大きな罪を犯した。今、わたしは主のもとに上って行く。あるいは、お前たちの罪のために贖いができるかもしれない。』
モーセは主のもとに戻って言った。『ああ、この民は大きな罪を犯し、金の神を造りました。今、もしもあなたが彼らの罪をお赦しくださるのであれば……』」出エジプト記32章30-32節より
「お前たちは大きな罪を犯した。」とあります。
人々は「我々に先立って進む神々を作ってください」(出32:1)と言い、金で雄牛の偶像を作り、その前に祭壇を築いて犠牲を捧げ、戯れ(出32:3-6)たのです。またモーセから事の次第を問い正されたアロンは、民がアロンに偶像制作を要求し、民の持ってきた金を火に投げ入れると、まるで自ずと若い雄牛の像が出来たかのような言い訳をします。アロンの言い訳は、アダムが「女が、木から取って与えたので、食べました」(創3:12)と言った箇所を想起させられるような出来事です。神様の御前において、民もアロンも大きな罪を犯したのです。
ここに示されている罪は、人間と神様との関係における罪です。自分たちを救い出して導いてくださる神様を忘れ、神様に信頼することを止めてしまい、自分たちが願いイメージする神の像(偶像)を作り出していく姿は、いつの時代でも生じ得るものです。モーセは民のために、とりなして祈りました。主が罪の赦しをくださるようにと祈ったのです。私たちもイエス・キリストによる罪の赦しを祈り求め、主なる神様を見つめながら信仰の歩みを続けていきたいと思います。
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◆教会からのお知らせ
◎次週の礼拝(9月24日)
◆主日礼拝10:30~、第二礼拝13:30~
説教「福音を信じなさい」藤井牧師、マルコ1章12-15節、讃7、516。
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◆共に祈りましょう。
~主の祈り~
天にまします我らの父よ、願わくはみ名を崇めさせたまえ。み国を来らせたまえ。みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ。我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪を犯す者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みにあわせず、悪より救い出したまえ。国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり。アーメン
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~神、われらと共にいます~
心を一つにして祈り、主に仕えよう!
日本キリスト教団 聖ヶ丘教会
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