~今日のみことば~
「モーセが山からなかなか下りて来ないのを見て、民がアロンのもとに集まって来て、「さあ、我々に先立って進む神々を造ってください。エジプトの国から我々を導き上った人、あのモーセがどうなってしまったのか分からないからです」と言うと、アロンは彼らに言った。「あなたたちの妻、息子、娘らが着けている金の耳輪をはずし、わたしのところに持って来なさい。」民は全員、着けていた金の耳輪をはずし、アロンのところに持って来た。彼はそれを受け取ると、のみで型を作り、若い雄牛の鋳像を造った。すると彼らは、「イスラエルよ、これこそあなたをエジプトの国から導き上ったあなたの神々だ」と言った。」出エジプト記32章1-4節
イスラエルの民とアロンは、金の雄牛の偶像を鋳造します。モーセが山から降りてこないのを見て、人々は、偶像礼拝に傾いていったのです。出エジプトの歩みは、神様のご計画と救いの御業による歩みです。神様は、ご自分の民に御心を留め、エジプトから導き出し、海を渡らせ、必要な糧を与えてその旅路を導いてこられたのです。にもかかわらず、人間の罪と神様への背きが度々姿をあらわします。
洗礼を受け、神様の導きを信じて歩み出したクリスチャンの歩みも、この出エジプトの歩みと重ね合わされます。また現代の教会も、出エジプトの民と同じように、神様の導きによって神の国を目指して歩む群れです。そうした私たちの信仰生活の中にも、出エジプトの時と同じように、罪が姿を現すことがあるのです。見えない金の雄牛の像を作ってはいないでしょうか。導きを見失い、自分の意に沿う神の像を作って拝んではいないでしょうか。私たちが神を作るのではなく、神が私たちをお造りになったのであり、私たちが神を選ぶのではなく、神が私たちをお選びになるのです。聖書の信仰は、その主なる神様にお従いする信仰なのです。
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◆教会からのお知らせ
◎次週の礼拝(9月17日)
◆主日礼拝10:30~、第二礼拝13:30~
説教「あなたはわたしの愛する子」藤井牧師、マルコ1章9-11節、讃58、294。
◎カレブ会例会
9月15日(金)午後1時半より行います。
◎会堂清掃
9月16日(土)午前10時より行います。どうぞご協力ください。
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◆共に祈りましょう。
~主の祈り~
天にまします我らの父よ、願わくはみ名を崇めさせたまえ。み国を来らせたまえ。みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ。我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪を犯す者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みにあわせず、悪より救い出したまえ。国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり。アーメン
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~神、われらと共にいます~
心を一つにして祈り、主に仕えよう!
日本キリスト教団 聖ヶ丘教会
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