〜今日のみことば〜
「民全員は、雷鳴がとどろき、稲妻が光り、角笛の音が鳴り響いて、山が煙に包まれる有様を見た。民は見て恐れ、遠く離れて立ち、モーセに言った。『あなたがわたしたちに語ってください。わたしたちは聞きます。神がわたしたちにお語りにならないようにしてください。そうでないと、わたしたちは死んでしまいます。』 モーセは民に答えた。『恐れることはない。神が来られたのは、あなたたちを試すためであり、また、あなたたちの前に神を畏れる畏れをおいて、罪を犯させないようにするためである。」民は遠く離れて立ち、モーセだけが神のおられる密雲に近づいて行った。』。」出エジプト記20章18-21節
これまで出エジプト記20章1節から17節に記された「十戒」を読み進めてきました。十戒には、神様と人間との関係、神様の救いのご計画の中に生かされた人間相互の関係が示されています。信仰生活は、神と人とのつながり、人と人とのつながりという縦横の関係を大切に受け止めて生きる事なのです。
今日の箇所には「あなたたちの前に神を畏れる畏れをおいて、罪を犯させないようにするため」とあります。聖書は、神様に創造された人間が、主の創造の驚くべき御業と御心を受けとめ、命を支え導く方を畏れ敬いつつ生きるように呼びかけているのです。