よきおとずれ 2023.07.18

7月18日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「荒れ野に入ると、イスラエルの人々の共同体全体はモーセとアロンに向かって不平を述べ立てた。イスラエルの人々は彼らに言った。『我々はエジプトの国で、主の手にかかって、死んだ方がましだった。あのときは肉のたくさん入った鍋の前に座り、パンを腹いっぱい食べられたのに。あなたたちは我々をこの荒れ野に連れ出し、この全会衆を飢え死にさせようとしている。』
主はモーセに言われた。『見よ、わたしはあなたたちのために、天からパンを降らせる。民は出て行って、毎日必要な分だけ集める。わたしは、彼らがわたしの指示どおりにするかどうかを試す。』」出エジプト記16章2節以下

マラの出来事に続き、更なる不満が人々の中に生じます。「イスラエルの人々の共同体全体はモーセとアロンに向かって不平を述べ立てた」とあります。「イスラエルの人々の共同体全体」とは、神の導きを信じてエジプトを出た民のことです。神のご計画によって導かれてきた民です。そうした人々の共同体全体が罪に陥りました。人々は「我々はエジプトの国で、主の手にかかって、死んだ方がましだった。」と言い、モーセやアロンに「あなたたちは我々をこの荒れ野に連れ出し、この全会衆を飢え死にさせようとしている」と不満をぶつけ、不平を口にしたのです。
人々は思い通りにならない共同体の現状の中で、神がモーセやアロンをお立てになったということを信じられなくなり、神の導きを信じることが出来なくなっていきました。私たちの信仰の姿を振り返り、神様に真実な信仰をもってお従いするものでありたいと思います。