よきおとずれ 2023.07.10

7月10日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「さて、ファラオが民を去らせたとき、神は彼らをペリシテ街道には導かれなかった。それは近道であったが、民が戦わねばならぬことを知って後悔し、エジプトに帰ろうとするかもしれない、と思われたからである。神は民を、葦の海に通じる荒れ野の道に迂回させられた。」出エジプト記13章17-18節

ペリシテ街道はカナンへの近道でした。しかし、神様は、ご自分の民がその道を行くことを留めて「葦の海に通じる荒れ野の道に迂回させられた」のです。神の民の歩みには、迂回させられ、遠回りするような経験もあったのです。何もかも、人間の納得がいき、それが当然の判断だと思える歩みばかりではないのです。
出エジプトの旅は、信仰をもって歩み出した私たちキリスト者一人一人の生涯とも重ね合わされます。私たちも、神様の救いに与り、神様の導きを信じて生き始めたのです。その歩みは、神様が導いてくださる歩みです。ペリシテ街道が閉ざされ、迂回する道がそなえられることもあるでしょう。しかし、私たちは「導きの中にある旅路」を歩んでいくのです。