〜今日のみことば〜
「モーセは民に言った。『あなたたちは、奴隷の家、エジプトから出たこの日を記念しなさい。主が力強い御手をもって、あなたたちをそこから導き出されたからである。酵母入りのパンを食べてはならない。・・・ 七日の間、酵母を入れないパンを食べねばならない。七日目には主のための祭りをする。酵母を入れないパンを七日の間食べる。あなたのもとに酵母入りのパンがあってはならないし、あなたの領土のどこにも酵母があってはならない。あなたはこの日、自分の子供に告げなければならない。『これは、わたしがエジプトから出たとき、主がわたしのために行われたことのゆえである』と。あなたは、この言葉を自分の腕と額に付けて記憶のしるしとし、主の教えを口ずさまねばならない。主が力強い御手をもって、あなたをエジプトから導き出されたからである。あなたはこの掟を毎年定められたときに守らねばならない』。」出エジプト記13章3-10節より
イスラエルの民は「過越祭」に続いて「除酵祭」をも守るように定められました。除酵祭は、酵母の入っていないパンを7日間食べ、神様の導きによって出エジプトの恵みが与えられたことを想起する祭りです。代々にわたって、主が定められた祭りを祝うことで、神様が自分たちの民に成して下さった力強い救いの御業と導きを思い起すのです。
新約の教会も、主の晩餐を想起し、毎主日の礼拝において、主の復活を記念し祝いつつ歩み続けてきました。主が、私たちのために成し遂げてくださった恵みを忘れず覚え続ける事、それは信仰生活においてとても大切なことなのです。