〜今日のみことば〜
「モーセがエジプトの地に杖を差し伸べると、主はまる一昼夜、東風を吹かせられた。朝になると、東風がいなごの大群を運んで来た。いなごは、エジプト全土を襲い、エジプトの領土全体にとどまった。このようにおびただしいいなごの大群は前にも後にもなかった。いなごが地の面をすべて覆ったので、地は暗くなった。いなごは地のあらゆる草、雹の害を免れた木の実をすべて食い尽くしたので、木であれ、野の草であれ、エジプト全土のどこにも緑のものは何一つ残らなかった。ファラオは急いでモーセとアロンを呼んで頼んだ。「あなたたちの神、主に対し、またあなたたちに対しても、わたしは過ちを犯した。どうか、もう一度だけ過ちを赦して、あなたたちの神、主に祈願してもらいたい。こんな死に方だけはしないで済むように。」モーセがファラオのもとを退出して、主に祈願すると、主は風向きを変え、甚だ強い西風とし、いなごを吹き飛ばして、葦の海に追いやられたので、エジプトの領土全体にいなごは一匹も残らなかった。しかし、主がファラオの心をかたくなにされたので、ファラオはイスラエルの人々を去らせなかった。」出エジプト記10章13-20節
第八の災いです。いなごによってエジプト中の草木が食い尽くされます。それは飢饉の到来をも意味します。そこでファラオは、急いでモーセとアロンを呼び「主に対し、またあなたたちに対しても、わたしは過ちを犯した。どうか、もう一度だけ過ちを赦し」てほしいと懇願します。しかし、いなごがいなくなると、再びファラオの心は固くなり、ファラオは人々を去らせなかったのです。こうした出来事の中でも、神様は力をもって御心のご計画を推し進めてくださるのです。