よきおとずれ 2023.06.28

6月28日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「主はモーセとアロンに言われた。「かまどのすすを両手にいっぱい取って、モーセはそれをファラオの前で天に向かってまき散らすがよい。それはエジプト全土を覆う細かい塵となって、エジプト全土の人と家畜に降りかかり、膿の出るはれ物となるであろう。」二人はかまどのすすを取ってファラオの前に立ち、モーセがそれを天に向かってまき散らした。すると、膿の出るはれ物が人と家畜に生じた。魔術師もこのはれ物のためにモーセの前に立つことができなかった。はれ物は魔術師のみならず、エジプト人すべてに生じた。しかし、主がファラオの心をかたくなにされたので、彼は二人の言うことを聞かなかった。主がモーセに仰せになったとおりである。」出エジプト記9章8-12節

エジプト十の災いのうち、六番目の災いが「はれ物」の災いです。モーセとアロンが、かまどのすすを取ってファラオの前でまき散らすと、家畜も人間もはれものが出来、ファラオの魔術師たちもモーセの前に立てなくなったとあります。幾重にも災いがもたらされますが、ファラオの心はなおも頑なで、モーセとアロンを通して神がお命じになったことを聞こうとしません。また、エジプトの王ファラオは、自分の治めるエジプトの人びとの苦しみを見ても、なお心を頑なにし、モーセとアロンの語ることを聞こうとしないのです。
一方、出エジプト記の御言葉は、民の叫びを聞き、彼らを救い出すために立ち上がってくださる神様の姿を示しているのです。