よきおとずれ 2023.06.14

6月14日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「しかし、この二つのしるしのどちらも信ぜず、またあなたの言うことも聞かないならば、ナイル川の水をくんできて乾いた地面にまくがよい。川からくんできた水は地面で血に変わるであろう。」それでもなお、モーセは主に言った。「ああ、主よ。わたしはもともと弁が立つ方ではありません。あなたが僕にお言葉をかけてくださった今でもやはりそうです。全くわたしは口が重く、舌の重い者なのです。」主は彼に言われた。「一体、誰が人間に口を与えたのか。一体、誰が口を利けないようにし、耳を聞こえないようにし、目を見えるようにし、また見えなくするのか。主なるわたしではないか。さあ、行くがよい。このわたしがあなたの口と共にあって、あなたが語るべきことを教えよう。」」出エジプト記4章9-12節

モーセの心配事は尽きません。イスラエルの民が不従順であり、神様の召しを受けとめず、聞き従うことをしなかったらどうしようと思案に暮れます。そして、「わたしはもともと弁が立つ方ではありません。あなたが僕にお言葉をかけてくださった今でもやはりそうです。」と言います。
モーセは、自分の姿や置かれた境遇、そこにいる民の姿、歩んで行こうとする将来を眺めてみたときに、不安や心配事が尽きなかったようです。しかし、それでも主は行けと命じておられるのです。そして、それで十分なのです。モーセの経験や力、人からの信用、彼が持っているもの、民の姿、それらすべてを越えて神様の御計画が成し遂げられていくのです。マリアのように「お言葉通り、この身になりますように」と、主の召しを受けとめていく者でありたいと思います。