〜今日のみことば〜
「さあ、行って、イスラエルの長老たちを集め、言うがよい。『あなたたちの先祖の神、アブラハム、イサク、ヤコブの神である主がわたしに現れて、こう言われた。わたしはあなたたちを顧み、あなたたちがエジプトで受けてきた仕打ちをつぶさに見た。あなたたちを苦しみのエジプトから、カナン人、ヘト人、アモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人の住む乳と蜜の流れる土地へ導き上ろうと決心した』と。」出エジプト記3章16-17節
出エジプトは神ご自身の御業です。神がイスラエルの民をエジプトから導き出されるのです。そこにおいて推し進められる計画は、人間の計画ではなく、神の救いの計画なのです。
しかし、そこで神は、モーセをお立てになり、彼をお用いになりました。出エジプト記のこれまでの箇所を読むと、モーセの過去には大きな失敗や間違いがあったことが分かります。出エジプト記の、この後に続く部分を読むと、そこにもモーセの弱さが明らかになります。しかし神様は、そのような器をお用いになってご自分の民を救うという御業を推し進められたのです。大切なことは、人の思いを越えた神の導きを受け止めていくことなのです。