〜今日のみことば〜
「モーセは神に尋ねた。「わたしは、今、イスラエルの人々のところへ参ります。彼らに、『あなたたちの先祖の神が、わたしをここに遣わされたのです』と言えば、彼らは、『その名は一体何か』と問うにちがいありません。彼らに何と答えるべきでしょうか。」神はモーセに、「わたしはある。わたしはあるという者だ」と言われ、また、「イスラエルの人々にこう言うがよい。『わたしはある』という方がわたしをあなたたちに遣わされたのだと。」。」出エジプト記3章13-14節
神はモーセに、ご自身の名を示されました。「わたしはある。わたしはあるという者だ」と。これは、モーセが神を呼ぶために考え出した名ではありません。旧約聖書において、名を付けるという行為は、相手に対して自分が上位にあることを示す行為と考えられます。誰一人として、神に名を付けることができる者などいないのです。
神の名は、「わたしはあるという者だ」と、神ご自身によって示されたのです。信仰は、私たちに御自らを示してくださる主にお仕えし、その御名を呼びつつ歩むことなのです。