よきおとずれ 2023.06.02

6月2日【今日のみ言葉】

~今日のみことば~
「ファラオは全国民に命じた。『生まれた男の子は、一人残らずナイル川にほうり込め。女の子は皆、生かしておけ。』
レビの家の出のある男が同じレビ人の娘をめとった。彼女は身ごもり、男の子を産んだが、その子がかわいかったのを見て、三か月の間隠しておいた。しかし、もはや隠しきれなくなったので、パピルスの籠を用意し、アスファルトとピッチで防水し、その中に男の子を入れ、ナイル河畔の葦の茂みの間に置いた。その子の姉が遠くに立って、どうなることかと様子を見ていると、そこへ、ファラオの王女が水浴びをしようと川に下りて来た。その間侍女たちは川岸を行き来していた。王女は、葦の茂みの間に籠を見つけたので、仕え女をやって取って来させた。開けてみると赤ん坊がおり、しかも男の子で、泣いていた。王女はふびんに思い、『これは、きっと、ヘブライ人の子です』と言った。そのとき、その子の姉がファラオの王女に申し出た。『この子に乳を飲ませるヘブライ人の乳母を呼んで参りましょうか。』。『そうしておくれ』と、王女が頼んだので、娘は早速その子の母を連れて来た。王女が、『この子を連れて行って、わたしに代わって乳を飲ませておやり。手当てはわたしが出しますから』と言ったので、母親はその子を引き取って乳を飲ませ、その子が大きくなると、王女のもと�慙△譴胴圓辰拭�修了劼呂海Δ靴董���了劼箸覆辰拭2��枠爐鬟癲璽擦般症佞韻童世辰拭�愎紊涼罎�蕕錣燭靴�悊Ⅹ紊欧拭淵沺璽轡磧次砲里任垢�蕁�戞�彌丱┘献廛筏���ぢ章22、2章1-10節

今日の聖書箇所は、モーセの誕生と生い立ちを伝えています。ファラオは、ヘブライ人つまりイスラエルの家の男の子は、一人残らずナイル川に投げ込むように命じます。しかし、あるレビ人の妻は、自分の子どもが生まれると、ナイルに投げ込むことが出来ず、三か月の間隠します。ついに隠しきれなくなり、彼女はその子のためにパピルスのカゴを用意し、防水加工して、その中に男の子を入れてナイルの葦の茂みに置きました。そこにファラオの王女がやってきて、男の子を見つけ、その男の子の実の母に、育児を託したのです。やがて、その子は「モーセ」と名付けられます。今日の箇所には、「主」とか「神」といった言葉は出てきません。しかし、出エジプト記は、モーセの生立ちを語りながら、その背後にある神のご計画を見つめているのです。今ここに生きる私たちの人生にも、神様の導きがあり、ご計画があります。