〜今日のみことば〜
「イエス・キリストの僕で、ヤコブの兄弟であるユダから、父である神に愛され、イエス・キリストに守られている召された人たちへ。憐れみと平和と愛が、あなたがたにますます豊かに与えられるように。」ユダの手紙1章1-2節
今日から「ユダの手紙」を読み進めます。この手紙も、これまで読んできた「フィレモンへの手紙」と同様に、僅か1章しかありません。更に、ユダの手紙には、宛先が明記されていません。しかし、この手紙が新約聖書の中に納められていることから、それが教会にとって重要な教えであること分かります。
冒頭の呼びかけは「父である神に愛され、イエス・キリストに守られている召された人たちへ」とあります。キリスト者は、神に愛された者、召された者であり、主の守りの中に置かれた者なのです。キリスト者の生きる世界には、様々な問題や誘惑、キリスト者を信仰から引き離そうとする働きがあります。しかし、私たちは神の愛と守り、神の召しによって支えられているのです。主の「憐れみと平和と愛」を受け取って生きるように招かれた者なのです。
