〜今日のみことば〜
「キリスト・イエスの囚人パウロと兄弟テモテから、わたしたちの愛する協力者フィレモン、姉妹アフィア、わたしたちの戦友アルキポ、ならびにあなたの家にある教会へ。わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。」フィレモンへの手紙1:1-3
「フィレモンへの手紙」は、ローマで軟禁状態に置かれていたパウロが書き送った、僅か1章しかない小さな手紙です。パウロはこの手紙を、伝道の協力者であるフィレモンに宛て、その妻であると考えられるアフィア、フィレモンの家の教会の働き人であったと思われるアルキポに書き送りました。また、「家にある教会」ともあります。この時代の教会は、信徒の家を解放して礼拝や交わりに用いていたようです。フィレモンも、自らの家を提供して、主の教会の伝道のために仕える者であったようです。
その手紙の冒頭に「わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和」とあります。教会の交わりは、御父と御子キリストの恵みと平和を共にする交わりなのです。