よきおとずれ 2023.04.19

4月19日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「わたしは、あなたのなすべきことを、キリストの名によって遠慮なく命じてもよいのですが、むしろ愛に訴えてお願いします、年老いて、今はまた、キリスト・イエスの囚人となっている、このパウロが。 監禁中にもうけたわたしの子オネシモのことで、頼みがあるのです。彼は、以前はあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにもわたしにも役立つ者となっています。
わたしの心であるオネシモを、あなたのもとに送り帰します。・・・・・・もはや奴隷としてではなく、奴隷以上の者、つまり愛する兄弟としてです。オネシモは特にわたしにとってそうですが、あなたにとってはなおさらのこと、一人の人間としても、主を信じる者としても、愛する兄弟であるはずです。」フィレモンへの手紙1:8以下

パウロが愛に訴えて願ったことは、オネシモを主にある兄弟として教会の交わりに迎えてほしいということでした。オネシモは主人から何かを盗み、逃亡した奴隷であったようです。ローマの法律によれば、そのような者は死罪にあたることになっていましたが、パウロは、オネシモの過去の過ちを赦し、奴隷としてではなく主にある兄弟として迎えてほしいと願っているのです。パウロは、主にあって変えられたオネシモの姿を見つめているのです。