よきおとずれ 2023.04.20

4月20日【今日のみ言葉】

~今日のみことば~
「だから、わたしを仲間と見なしてくれるのでしたら、オネシモをわたしと思って迎え入れてください。彼があなたに何か損害を与えたり、負債を負ったりしていたら、それはわたしの借りにしておいてください。わたしパウロが自筆で書いています。わたしが自分で支払いましょう。あなたがあなた自身を、わたしに負うていることは、よいとしましょう。
そうです。兄弟よ、主によって、あなたから喜ばせてもらいたい。キリストによって、わたしの心を元気づけてください。あなたが聞き入れてくれると信じて、この手紙を書いています。わたしが言う以上のことさえもしてくれるでしょう。」フィレモンへの手紙1章17-21節

パウロは、どんな者であっても神は新しく造り変えてくださることを信じていました。そして、逃亡奴隷であったオネシモを「わたしと思って迎え入れてください」と書き送ります。その背後には、パウロ自身もキリストに出会い、神の憐れみによって造り変えられたという恵みの経験があったに違いありません。
パウロは、テトスへの手紙に「わたしたち自身もかつては、無分別で、不従順で、道に迷い、種々の情欲と快楽のとりことなり、悪意とねたみを抱いて暮らし、忌み嫌われ、憎み合っていた・・・しかし・・・神は、わたしたちが行った義の業によってではなく、御自分の憐れみによって、わたしたちを救ってくださいました。この救いは、聖霊によって新しく生まれさせ、新たに造りかえる洗いを通して実現したのです。」(テトス3:3-5より)と語り、また「キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです」(コリⅡ5:17)とも語っています。神が、私たちを新たにしてくださるのです。