〜今日のみことば〜
「わが僕モーセの教えを思い起こせ。わたしは彼に、全イスラエルのため、ホレブで掟と定めを命じておいた。
見よ、わたしは大いなる恐るべき主の日が来る前に、預言者エリヤをあなたたちに遣わす。彼は父の心を子に、子の心を父に向けさせる。わたしが来て、破滅をもってこの地を撃つことがないように。」マラキ書3章22-24節
今日の聖句はマラキ書の最後の御言葉です。そして、旧約聖書全巻の最後にある御言葉でもあります。
そこで、マラキ書の御言葉は、悪しき者は滅ぼされ、正しい者は救われるといって筆を置いたのではありませんでした。
「わが僕モーセの教えを思い起こせ」と告げているのです。「モーセの教え」、つまり、神の御言葉を聞き、その御言葉に従って生きよと呼びかけているのです。間もなく訪れようとしている主の日を前にして、神の呼びかけを聞き、その招きに応えて生きよと招いているのです。神の御心は、私たちの滅びではなく、私たちが悔い改めて生きることであり、「独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得る」(ヨハネ3:16)ことなのです。聖書は、神の愛の招きそのものなのです。
