〜今日のみことば〜
「見よ、その日が来る。炉のように燃える日が。高慢な者、悪を行う者は、すべてわらのようになる。到来するその日は、と万軍の主は言われる。彼らを燃え上がらせ、根も枝も残さない。
しかし、わが名を畏れ敬うあなたたちには、義の太陽が昇る。その翼にはいやす力がある。あなたたちは牛舎の子牛のように、躍り出て跳び回る。」マラキ書3章19-20節
マラキ書は、炉のように燃える日が来て、悪を行う者が根も葉もなく滅ぼされると告げています。このマラキ書が見つめてきた「罪」は、神の前に高ぶり(3:15)、わがままになり(3:19)、主にひれ伏すことをせず、神の愛の呼びかけを退けるものです。その一方で、神の救いにあずかり喜び踊る者を、マラキは「わが名を畏れ敬うあなたたち」と記しました。彼らにとって、「その日」は、待ち望んだ「救いの日」そのものなのです。
私たちは、聖書を通して主キリストの来臨の知らせを聞きました。その日は、主の名を畏れ敬う者には、救いの日であり、大きな慰めと喜びの日なのです。黙示録の信仰者のように「アーメン、主イエスよ、来てください」と、告白し、待ち望みつつ生きることができるのです。