〜今日のみことば〜
「ダレイオス王の第二年六月一日に、主の言葉が預言者ハガイを通して、ユダの総督シェアルティエルの子ゼルバベルと大祭司ヨツァダクの子ヨシュアに臨んだ。 「万軍の主はこう言われる。この民は、『まだ、主の神殿を再建する時は来ていない』と言っている。」
主の言葉が、預言者ハガイを通して臨んだ。「今、お前たちは、この神殿を廃虚のままにしておきながら、自分たちは板ではった家に住んでいてよいのか。」ハガイ書1章1-4節
主なる神様の導きによってバビロン捕囚から帰還した民は、神殿再建をはじめます。しかし、その工事は間もなく中断してしまいます。神様は、人々の心の中に「まだ、主の神殿を再建する時は来ていない」との思いがあることを見抜いておられ、預言者ハガイを通してお語りになります。「お前たちは、この神殿を廃虚のままにしておきながら、自分たちは板ではった家に住んでいてよいのか。」と。
ハガイ書は、神殿再建のために御言葉を語る務めを委ねられました。ハガイは、破壊し尽くされた神殿を前にして、神様が神殿の再建を望んでおられること、イスラエルの民が自らの神様との関係を改め、神様に向き合う生活を第一にしていくことの重要さを語ったのです。
預言者ハガイが語ったメッセージは、いつの時代においても重要なメッセージなのです。