〜今日のみことば〜
「ヨナにとって、このことは大いに不満であり、彼は
怒った。彼は、主に訴えた。
『ああ、主よ、わたしがまだ国にいましたとき、言っ
たとおりではありませんか。だから、わたしは先にタ
ルシシュに向かって逃げたのです。わたしには、こう
なることが分かっていました。あなたは、恵みと憐れ
みの神であり、忍耐深く、慈しみに富み、災いをくだ
そうとしても思い直される方です。主よどうか今、わ
たしの命を取ってください。生きているよりも死ぬ方
がましです。』
主は言われた。『お前は怒るが、それは正しいことか
。』」ヨナ書4章1-3節より
ヨナは、主がニネベの人びとに憐れみ深く、罪を赦し
、恵みをお与えになることに腹を立てました。
ルカによる福音書15章の「放蕩息子のたとえ」では、
放蕩の限りを尽くして帰ってきた弟息子を、父親が憐
れみ深く迎える姿を見た兄が怒ります。
主は仰せになりました。「お前は怒るが、それは正し
いことか」と。私たちの主は、憐れみと赦しの主です
。私たちが生きることを望み、再び悔い改めて立ち上
がっていくことを望んでくださるお方なのです。何よ
り、私たち自身が、この主の憐れみと赦しを受けた者
であることを忘れてはなりません。