〜今日のみことば〜
「さて、主は巨大な魚に命じて、ヨナを呑み込ませら
れた。ヨナは三日三晩魚の腹の中にいた。ヨナは魚の
腹の中から自分の神、主に祈りをささげて、言った。
苦難の中で、わたしが叫ぶと主は答えてくださった。
陰府の底から、助けを求めると、わたしの声を聞いて
くださった。あなたは、わたしを深い海に投げ込まれ
た。潮の流れがわたしを巻き込み、波また波がわたし
の上を越えて行く。わたしは思った、あなたの御前か
ら追放されたのだと。生きて再び聖なる神殿を見るこ
とがあろうかと。大水がわたしを襲って喉に達する。
深淵に呑み込まれ、水草が頭に絡みつく。わたしは山
々の基まで、地の底まで沈み、地はわたしの上に永久
に扉を閉ざす。
しかし、わが神、主よ、あなたは命を滅びの穴から引
き上げてくださった。息絶えようとするとき、わたし
は主の御名を唱えた。わたしの祈りがあなたに届き、
聖なる神殿に達した。偽りの神々に従う者たちが忠節
を捨て去ろうとも、わたしは感謝の声をあげ、いけに
えをささげて、誓ったことを果たそう。救いは、主に
こそある。」ヨナ書2章1-10節より
主は、海に投げ込まれたヨナを「巨大な魚に命じて
・・・呑み込ませ」られました。主なる神様は、ご自
分に背いたヨナさえも、海の藻屑として消し去ってし
まうことをなさらなかったのです。
神の憐れみによって大魚に呑まれたヨナは、大魚の腹
の中で主に祈りました。そして、主はその祈りを聞き
、答えてくださいました。どんなに深い淵の底にいて
も、そこから捧げられる祈りを神様は聞き上げてくだ
るのです。それは、私たちの神が、罪の赦しと救いの
主であるからなのです。