〜今日のみことば〜
「実際には何者でもないのに、自分をひとかどの者だと思う人がいるなら、その人は自分自身を欺いています。各自で、自分の行いを吟味してみなさい。そうすれば、自分に対してだけは誇れるとしても、他人に対しては誇ることができないでしょう。」ガラテヤの信徒への手紙6章3-4節
「実際には何者でもない」、「自分をひとかどの者だと思う人・・・は自分自身を欺いています」、「自分の行いを吟味してみなさい」、「他人に対しては誇ることができない」、いずれもガラテヤの信徒たちに宛てて書き送られた御言葉です。厳しい御言葉ですが、実際に、そうなのではないでしょうか。
私たちもまた、主の御前において、何のいさおも無い者、弱く欠けのある者であり、罪深い者です。そのような私たちが、神様の憐れみと恵みを受けて生かされているのです。それは、自分の業や立派さを誇るようなものではなく、ただ神様の愛と救いの御業によって生かされる経験です。主に恵みによって生かされた自分に気付かされるのです。