〜今日のみことば〜
「人々からでもなく、人を通してでもなく、イエス・キリストと、キリストを死者の中から復活させた父である神とによって使徒とされたパウロ、ならびに、わたしと一緒にいる兄弟一同から、ガラテヤ地方の諸教会へ。
わたしたちの父である神と、主イエス・キリストの恵みと平和が、あなたがたにあるように。」ガラテヤの信徒への手紙1章1−3節
今日からガラテヤの信徒への手紙を読み進めます。パウロは、この手紙の最初に、自らのことを「使徒とされたパウロ」だと語っています。
当時の教会には、パウロのことを、かつての教会の迫害者、福音を語る資格など無い者だと思う人たちもいたのです。パウロの使徒性を否定した人たちがいました。
しかし福音に仕える者にとって、何の権威によって使徒とされ、福音のために生きる者となったのかということは非常に重要なことです。神が自らを救い、召し、遣わされたことを信じられなければ福音を語ることも、伝道のために生きることも出来ないからです。このことは伝道者自身の深い自覚であると同時に、教会も深く受け止めるべき大切な事柄なのです。