〜今日のみことば〜
「それにしても、あなたがたは、よくわたしと苦しみを共にしてくれました。
フィリピの人たち、あなたがたも知っているとおり、わたしが福音の宣教の初めにマケドニア州を出たとき、もののやり取りでわたしの働きに参加した教会はあなたがたのほかに一つもありませんでした。また、テサロニケにいたときにも、あなたがたはわたしの窮乏を救おうとして、何度も物を送ってくれました。」フィリピの信徒への手紙4章14-16節
パウロは、フィリピの教会の人々に、「よくわたしと苦しみを共にしてくれた」と語りました。「わたしの患難に共にあずかってくれた」とも訳せます。獄中にあったパウロをフィリピの教会の人々が支え、その苦しみを共に担ったことへの感謝が記されています。伝道者パウロは、一人で伝道に生きていたのではありません。フィリピの信徒たちが「苦しみを共にし」、その患難に共にあずかったのです。また具体的にパウロを支えました。そのようにして伝道の歩み、教会の歩みが推し進められていったのです。