よきおとずれ 2022.12.20

12月20日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。
このため、神はキリストを高く上げ、あらゆる名にまさる名をお与えになりました。こうして、天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、イエスの御名にひざまずき、すべての舌が、「イエス・キリストは主である」と公に宣べて、父である神をたたえるのです。」フィリピの信徒への手紙2章6-11節

今日の御言葉は「キリスト賛歌」と呼ばれています。ここには、「自分を無にして」低く降られたキリストの謙遜さが示されています。主は、へりくだって、十字架の死に至るまで御自分を低くされました。「自分を無にして」とは「自分を空にして」という意味です。その自分を退けたところに、神の御心の実現を受けとめていかれたのです。主キリストが示された謙遜は、主なる神の御前における信仰の謙遜であり従順の姿です。キリスト者は、このキリストの謙遜と従順の姿に倣って生きるようにと招かれています。