〜今日のみことば〜
「だから、あなたがたは、このパンを食べこの杯を飲むごとに、主が来られるときまで、主の死を告げ知らせるのです。」コリントの信徒への手紙一11章26節
今日の御言葉は、聖餐式において告げられる御言葉です。この御言葉から、幾つもの大切なことに気付かされます。まず、教会は「主が来られるとき」を待ち望む群れであるということです。そして、その教会は「このパン食べこの杯を飲む」という聖餐の恵みによって生かされる群れなのです。
信仰について考えるとき、自分と神様との個人的な繋がりが強く意識されることもありますが、教会の信仰は、教会という共同体において養われ、育まれる信仰です。共に、主のパンを食べ、杯を飲む信仰の兄弟姉妹が与えられているのです。そうした神の家族である教会において、わたしたちは主の再び来られる日を待ち望みつつ、主の死によって与えられた救いを宣べ伝えて歩むのです。