よきおとずれ 2022.12.15

12月15日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「万物の終わりが迫っています。だから、思慮深くふるまい、身を慎んで、よく祈りなさい。何よりもまず、心を込めて愛し合いなさい。」ペトロの手紙一4章7-8a節

今日の御言葉は、「万物の終わり」、つまり終末を見つめて生きる者への呼びかけです。この地上に生まれてきた人間は、すべての者に終わりがあります。私たちは、その時へと向かって限られた時間の中に生かされているのです。そうした歩みの中で、不慮深くふるまい、身を慎み、心から愛し合うことの大切さが語られています。これらは信仰の有る無しに関わらず、多くの方が大切だと思われる事柄でしょう。しかし、信仰や祈りとなるとどうでしょうか。実は、これこそ、終末へと向かって生きる私たちに与えられた慰めであり、恵みなのです。パウロは、神が「信仰によって得られるあらゆる喜びと平和とであなたがたを満たし・・・希望に満ち溢れさせてくださるように」と語りました。私たちは信仰により、神の力によって守られ、支えられているのです。