よきおとずれ 2022.12.06

12月6日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「・・・夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。『ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。』このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。」マタイによる福音書1章19-22節

ヨセフは、マリアが懐妊したことを知らされます。
未婚の女性が赤ちゃんを出する、それは大変な事です。この福音書が記された時代状況を考えると、それが想像を絶する厳しい出来事であったことが分かります。ヨセフはマリアの懐妊を受け入れるという大きな試みの中にありますが、もっと大きな問いは、マリアの胎の子が聖霊によって宿ったということを信じることだったのです。
信じるとは、理性や納得の領域の事柄ではありません。「主が預言者を通して言われていたことが実現する」と信じ、神様の御業に心を開くことなのです。