〜今日のみことば〜
「自分勝手に話す者は、自分の栄光を求める。しかし、自分をお遣わしになった方の栄光を求める者は真実な人であり、その人には不義がない。」ヨハネによる福音書7章18節
ここに出て来る「栄光」という言葉は、名誉とか栄誉と訳すことも可能です。今日の御言葉は、人間の中に自分の栄光を求める姿があることを示しています。人間は、自分の栄光を求めることから完全に解放され、ただ神様の栄光だけを求めて生きることができるでしょうか。正直に自分の姿を見つめるなら、おそらく誰もが、それが極めて難しいことであることに気付かされるのではないでしょうか。
主イエス様は、ただ神様の栄光を求め、神様の御心の実現を求めて歩まれました。この方こそ、「真実な」方であり、「不義がない」方です。「真実」とは「信じるに足る」という意味です。主は「わたしは道であり、真理であり、命である」と仰せになりました。主キリストのうちに、ただ神の栄光を求める真実な姿が示されているのです。