よきおとずれ 2022.11.02

11月2日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「弟子の一人で、シモン・ペトロの兄弟アンデレが、イエスに言った。 『ここに大麦のパン五つと魚二匹とを持っている少年がいます。けれども、こんなに大勢の人では、何の役にも立たないでしょう。』イエスは、『人々を座らせなさい』と言われた。そこには草がたくさん生えていた。男たちはそこに座ったが、その数はおよそ五千人であった。さて、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えてから、座っている人々に分け与えられた。また、魚も同じようにして、欲しいだけ分け与えられた。」ヨハネによる福音書6章8-11節

手元にあるのは、パン五つと魚二匹です。「何の役にも立たないでしょう」としか思えないものでした。しかし、主イエス様がそのパンを手に取って、感謝の祈りを捧げ、分け与えられたとき、人々は「欲しいだけ」受けることが出来、残りのパンくずは12の籠いっぱいになったのです。人間の目には、「何の役にも立たないでしょう」としか思えないものでも、主がその手に取ってくださる時、それは豊かに用いられ、分かち合われていくのです。
今日の弟子たち、主の教会の歩みも同じです。手に持っているものがどんなに僅かに思えても、主は、それを御手に取って、多くの人々に豊かに分かち合うものとしてくださるのです。