〜今日のみことば〜
「光が世に来たのに、人々はその行いが悪いので、光よりも闇の方を好んだ。それが、もう裁きになっている。悪を行う者は皆、光を憎み、その行いが明るみに出されるのを恐れて、光の方に来ないからである。しかし、真理を行う者は光の方に来る。その行いが神に導かれてなされたということが、明らかになるために。」ヨハネによる福音書3章19-21節
光が世に来たのに、光よりも闇を好んだ(あるいは「愛した」の意)、これが闇の業です。悪を行う者は、「光を憎み・・・光の方に来ない」とも教えられています。そこに不信仰と罪の姿があります。しかし、ヨハネによる福音書は、そうした闇の姿は「明るみに出される」と告げています。「明るみに出される」とは、終末論的な用語です。秘密にしていたこと、隠していたことが明るみに出され、その本質が暴露されます。
では、どのようにして光に属する者として歩むことができるのでしょうか。それは罪の赦しに与ることによって可能となります。光であるキリストが、私たちの罪を贖い、十字架の上に贖いを成し遂げて下さることによって、私たちは闇の中にではなく、光の中に生きる者とされるのです。ただ恵みによって、そのことが可能となるのです。