〜今日のみことば〜
「母は召し使いたちに、「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言った。そこには、ユダヤ人が清めに用いる石の水がめが六つ置いてあった。いずれも二ないし三メトレテス入りのものである。イエスが、「水がめに水をいっぱい入れなさい」と言われると、召し使いたちは、かめの縁まで水を満たした。イエスは、「さあ、それをくんで宴会の世話役のところへ持って行きなさい」と言われた。召し使いたちは運んで行った。世話役はぶどう酒に変わった水の味見をした。このぶどう酒がどこから来たのか、水をくんだ召し使いたちは知っていた。」ヨハネによる福音書2章5-9a節
母マリアは「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言います。かつて「お言葉通り、この身になりますように」(ルカ1:38)と言ったマリアは、今日の箇所でも主の御言葉への信頼のうちにあります。マリアは、主がお命じになる通りにすれば最善が成されることを信じていたのです。
召し使たちは、マリアの言った通り、主イエス様の言葉に従って水を汲んで運びます。その時、水はぶどう酒に変わっていました。人間の常識や限界の中に神の業を閉じ込めてしまうのではなく、人間の限界を超えて働く神の力に信頼し、御言葉を信じて従うことを大切にしていきたいと思うのです。