〜今日のみことば〜
「さて、ヨハネの証しはこうである。エルサレムのユダヤ人たちが、祭司やレビ人たちをヨハネのもとへ遣わして、『あなたは、どなたですか』と質問させたとき、彼は公言して隠さず、『わたしはメシアではない』と言い表した。・・・ そこで、彼らは言った。『それではいったい、だれなのです。・・・』ヨハネは、預言者イザヤの言葉を用いて言った。『わたしは荒れ野で叫ぶ声である。『主の道をまっすぐにせよ』と。』。」ヨハネによる福音書1章19-20、22-23節
多くの人が洗礼者ヨハネのもとに集い、ヨハネが語る言葉に惹きつけられ、ヨハネから洗礼を受けていました。ルカ3章では、民衆が洗礼者ヨハネこそ、メシア(キリスト)ではないかと考えた様子が記されています。
しかし洗礼者ヨハネは「あなたはどなたですか」との問いに、「わたしはメシアではない」と答えます。自分はキリストではないことを公言したのです。彼は「わたしは荒れ野で叫ぶ声である」と言います。声とは、ある意志に基づいて発せられるものです。ヨハネは神様の御心を語り伝える者としての召命に生きたのです。ここに、ヨハネの信仰告白があります。