よきおとずれ 2022.09.24

9月24日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「同じように、舌は小さな器官ですが、大言壮語するのです。御覧なさい。どんなに小さな火でも大きい森を燃やしてしまう。舌は火です。舌は「不義の世界」です。わたしたちの体の器官の一つで、全身を汚し、移り変わる人生を焼き尽くし、自らも地獄の火によって燃やされます。あらゆる種類の獣や鳥、また這うものや海の生き物は、人間によって制御されていますし、これまでも制御されてきました。しかし、舌を制御できる人は一人もいません。舌は、疲れを知らない悪で、死をもたらす毒に満ちています。
わたしたちは舌で、父である主を賛美し、また、舌で、神にかたどって造られた人間を呪います。同じ口から賛美と呪いが出て来るのです。わたしの兄弟たち、このようなことがあってはなりません。泉の同じ穴から、甘い水と苦い水がわき出るでしょうか。」ヤコブの手紙3章5−11節

ヤコブの手紙は、人間の「舌」は森を焼き尽くすほどの破壊や悲惨をもたらすものであると語ります。それは、「全身を汚し、移り変わる人生を焼き尽くし、自らも地獄の火によって燃や」すものであり、「疲れを知らない悪で、死をもたらす毒に満ちて」いるとも記されています。この御言葉を聞く時、私たちは神様の前に、謙虚に遜らずにはいられないのではないでしょうか。私たちの言葉や思い、態度や行い、それらのものは、人を高めたり、教会を建て上げるという、神様の栄光のために用いることもできますが、反対にそれによって破壊や悲惨をもたらすこともあるのです。
神様を信じる私たちが、自らの舌で何を語り、与えられた体をどのように用いて生きるのかということが大切なのです。