〜今日のみことば〜
「あなたは「神は唯一だ」と信じている。結構なことだ。悪霊どももそう信じて、おののいています。ああ、愚かな者よ、行いの伴わない信仰が役に立たない、ということを知りたいのか。神がわたしたちの父アブラハムを義とされたのは、息子のイサクを祭壇の上に献げるという行いによってではなかったですか。アブラハムの信仰がその行いと共に働き、信仰が行いによって完成されたことが、これで分かるでしょう。」ヤコブの手紙2章19−22節
今日の聖書箇所も、行いを伴う信仰について語っています。しかし、ここで注目したいのは、単に行いだけでなく、アブラハムの行いについてです。
アブラハムは息子イサクを献げます。それは想像を絶するような苦悩を伴ったに違いないでしょう。アブラハムは、自分の思うように、自分の納得できる範囲で神様にお従いしたのではありませんでした。彼の行いは、痛みや苦悩を伴ったのです。信仰の行いとは、神様の呼びかけに心を開いてお従いする生き方なのです。マリアが「お言葉通り、この身になりますように」と語ったように、私たちも主の御心に聞き従って生きる者でありたいと思います。