〜今日のみことば〜
「わたしの兄弟たち、栄光に満ちた、わたしたちの主イエス・キリストを信じながら、人を分け隔てしてはなりません。あなたがたの集まりに、金の指輪をはめた立派な身なりの人が入って来、また、汚らしい服装の貧しい人も入って来るとします。その立派な身なりの人に特別に目を留めて、「あなたは、こちらの席にお掛けください」と言い、貧しい人には、「あなたは、そこに立っているか、わたしの足もとに座るかしていなさい」と言うなら、あなたがたは、自分たちの中で差別をし、誤った考えに基づいて判断を下したことになるのではありませんか。」ヤコブの手紙2章1−4節
使徒パウロは、「神は人を分け隔てなさいません」(ロマ2:11、ガラ2:6、エペ6:9)と繰り返し語ります。今日の御言葉には、「キリストを信じながら、人を分け隔てしてはなりません」とあります。つまり、人を分け隔てなさらない神様を信じ、その神様にお従いする私たちも、人を分け隔てすることなく生きるようにと招かれているのです。ヤコブの手紙は、神を信じるということを、単に心の内に抱く信仰の思いとしては考えていません。神を信じるとは、神を信じる生き方をしていくことなのだと教えているのです。