〜今日のみことば〜
「みなしごや、やもめが困っているときに世話をし、世の汚れに染まらないように自分を守ること、これこそ父である神の御前に清く汚れのない信心です。」ヤコブの手紙1章27節
主イエス様は、マタイによる福音書の25章で一つの譬え話をされました。正しい人たちが王に『主よ、いつわたしたちは、飢えておられるのを見て食べ物を差し上げ、のどが渇いておられるのを見て飲み物を差し上げたでしょうか。いつ、旅をしておられるのを見てお宿を貸し、裸でおられるのを見てお着せしたでしょうか。いつ、病気をなさったり、牢におられたりするのを見て、お訪ねしたでしょうか。』と言います。すると王は『わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』と答えます。ここに出て来る王は、主ご自身を表しています。
主の福音を聴いた者の生き方、それは自分のためだけに神様と向き合い、自分を守りさえすれば良いというのではありません。神様に向き合うと同時に隣人に向き合い、神と人を愛して生きるように招かれているのです。そこに福音的生き方があります。