〜今日のみことば〜
「主は高くいましても、低くされている者を見ておられます。遠くにいましても、傲慢な者を知っておられます。わたしが苦難の中を歩いているときにも、敵の怒りに遭っているときにも、わたしに命を得させてください。御手を遣わし、右の御手でお救いください。主はわたしのために、すべてを成し遂げてくださいます。主よ、あなたの慈しみが、とこしえにありますように。御手の業をどうか放さないでください。」詩編138編6-8節
高き所におられる全能の主なる神様が、低くされた者たち、つまり苦悩と嘆きの中にある者たちをお忘れにならず、その眼差しをもって見つめてくださっているのです。どんなに小さなものも、誰からも忘れられたと思うようなものも、決して忘れられてはおらず、神様の愛と慈しみの眼差しのもとに置かれているのです。そして、その主が「わたしのために、すべてを成し遂げてくださいます」とあります。詩編の信仰者は、自分の人生に、また苦しみ悩む人間の人生に、神様の御業が成されることを信じて生きたのです。