よきおとずれ 2022.09.02

9月2日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「【都に上る歌】見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。かぐわしい油が頭に注がれ、ひげに滴り、衣の襟に垂れるアロンのひげに滴り、ヘルモンにおく露のように、シオンの山々に滴り落ちる。シオンで、主は布告された。祝福と、とこしえの命を。」詩編133編1-3節

「兄弟が共に座っている」とは、「共に住む」とか「共に暮らしている」いう意味の言葉です。それは、一時的に共に座っているだけでなく、共に住み続ける様子をあらわした言葉です。この詩編133編は「都に上る歌」の第十四番目となる詩編です。礼拝を捧げるために都に上る民が、共に座る者、共に住む者とされている喜びを歌います。主の契約によって人々は一つに結び合わされ、主ご自身が人々を一つにしてくださるのです。
後半の油が注が注がれる様子は、エルサレム神殿での祭司聖別の儀式が想起されます。シオン(エルサレム)の礼拝の場において、神様の溢れる祝福にあずかる神の民の幸いが語られています。