〜今日のみことば〜
「【都に上る歌。】主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて、わたしたちは夢を見ている人のようになった。そのときには、わたしたちの口に笑いが、舌に喜びの歌が満ちるであろう。そのときには、国々も言うであろう。「主はこの人々に、大きな業を成し遂げられた」と。
主よ、わたしたちのために、大きな業を成し遂げてください。わたしたちは喜び祝うでしょう。主よ、ネゲブに川の流れを導くかのように、わたしたちの捕われ人を連れ帰ってください。
涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる。種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は、束ねた穂を背負い、喜びの歌をうたいながら帰ってくる。」詩編126編1-6節
この詩編は、私たちの人生が神の導きの中にあることを語っています。「シオンの捕われ人」を連れ帰ってくださる主がおられるのです。
詩編の信仰者は「主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて、わたしたちは夢を見ている人のようになった。」と語りました。「夢を見ている人のようになった」とは、これまで想像することも出来なかったような神様の御業がなされるということです。神様の御業は、私たちの考えや思い、常識や限界を超えた御業なのです。その神様の御業は、私たちの人生において現わされます。それゆえに、私たちの人生は、ただ虚しいだけの人生ではありません。「喜びの歌と共に刈り入れ」、「喜びの歌を歌いながら」主の家に帰る人生を与えられているのです。神様の導きによる生涯を与えられているのです。