〜今日のみことば〜
「【都に上る歌。】目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。わたしの助けは来る。天地を造られた主のもとから。
どうか、主があなたを助けて、足がよろめかないようにし、まどろむことなく見守ってくださるように。
見よ、イスラエルを見守る方は、まどろむことなく、眠ることもない。主はあなたを見守る方、あなたを覆う陰、あなたの右にいます方。昼、太陽はあなたを撃つことがなく、夜、月もあなたを撃つことがない。
主がすべての災いを遠ざけて、あなたを見守り、あなたの魂を見守ってくださるように。あなたの出で立つのも帰るのも、主が見守ってくださるように。今も、そしてとこしえに。」詩編121編1-8節
詩編の信仰者は、「わたしの助けはどこから来るのか」と問います。山々を見渡し、私たちの生きる世界を見渡した時、私たちはどこに助けを見出すことが出来るでしょうか。 詩編の信仰者は、確信に満ちて宣言します。「わたしの助けは来る。天地を造られた主のもとから」と。神様が私たちの助け手でいてくださるのです。
この詩編121編には、主の「見守り」ということが、何度も繰り返して語られます。その主の「見守り」の中に生かされた人生こそ、「天地を造られた主」に助けられ、救われた者の人生であり、その歩みです。
この詩編には、主が、昼も夜も、出で立つのも帰るのも見守ってくださるとあります。つまり、人生のすべての時、すべての境遇において、神様が私たちの助け手であり、救い主でいてくださるということなのです。 主は、「今も、そしてとこしえに」私たちの人生に伴ってくださいます。