よきおとずれ 2022.08.24

8月24日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「主よ、帰って来てください。いつまで捨てておかれるのですか。あなたの僕らを力づけてください。朝にはあなたの慈しみに満ち足らせ、生涯、喜び歌い、喜び祝わせてください。あなたがわたしたちを苦しめられた日々と、苦難に遭わされた年月を思って、わたしたちに喜びを返してください。あなたの僕らが御業を仰ぎ、子らもあなたの威光を仰ぐことができますように。わたしたちの神、主の喜びが、わたしたちの上にありますように。わたしたちの手の働きを、わたしたちのために確かなものとし、わたしたちの手の働きを、どうか確かなものにしてください。」詩編90編13-17節

「主よ、帰って来てください」「いつまで捨てておかれるのですか」との言葉の背後には、神が自分のもとから遠く離れておられることへの嘆きがあります。詩編90編は、そこに人間の罪と神の怒りを見つめています。
しかし、詩編の信仰者は、永遠なる神に信頼し、神の憐れみを求めて祈りました。そして、やがて草のように枯れ、どんなに儚く思える生涯であったとしても、神が私たちを憐れみ、罪を赦し、お救いくださる限り、私たちはその生涯を喜び歌いつつ生きることができるのだと確信するのです。神の救い力の確かさが、私たちの生涯を支え、今日を支えるのです。