よきおとずれ 2022.08.08

8月8日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「わたしの神よ、わたしの神よ、なぜわたしをお見捨てになるのか。なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず、呻きも言葉も聞いてくださらないのか。わたしの神よ、昼は、呼び求めても答えてくださらない。夜も、黙ることをお許しにならない。だがあなたは、聖所にいまし、イスラエルの賛美を受ける方。わたしたちの先祖はあなたに依り頼み、依り頼んで、救われて来た。 助けを求めてあなたに叫び、救い出され、あなたに依り頼んで、裏切られたことはない。」詩編22編2−6節

詩編の信仰者は「わたしの神よ、なぜわたしをお見捨てになるのか」と訴えます。神が遠く離れ去ってしまわれたかに思え、神の救いが失われてしまったかに思えたのです。彼は、神の答えが得られないような境遇に置かれたのです。しかし、神はおられないという結論には至りません。神は不在ではないのです。「だがあなたは、聖所にいまし、イスラエルの賛美を受ける方」と続きます。神は確かにおられ、神の民の賛美を受けるお方なのです。それはなぜか? それは、神が確かに救いの神であるからです。それゆえに、この詩編の信仰者は、神が遠く離れているかに思え、神の答えが得られないかに思える境遇においてなお「わが神」と、主の御名を呼びつつ生きることができたのです。