〜今日のみことば〜
「ピラトはイエスを釈放しようと思って、改めて呼びかけた。しかし人々は、「十字架につけろ、十字架につけろ」と叫び続けた。ピラトは三度目に言った。「いったい、どんな悪事を働いたと言うのか。この男には死刑に当たる犯罪は何も見つからなかった。だから、鞭で懲らしめて釈放しよう。」ところが人々は、イエスを十字架につけるようにあくまでも大声で要求し続けた。その声はますます強くなった。そこで、ピラトは彼らの要求をいれる決定を下した。」ルカによる福音書23章20-24節
「ピラトはイエスを釈放しようと思って、改めて呼びかけた」とあります。ピラトは、イエス様の中に「死刑に当たる犯罪は何も見つからなかった」と言っているのです。しかし、扇動された群衆は「十字架につけろ、十字架につけろ」と大声で要求し続けます。ピラトは、その群衆の恐ろしい叫び声に飲み込まれるかのようにして、イエス様を十字架につけるために引渡していきます。
今日の出来事は、罪の力が押しとどめることができない洪水のように迫り、その罪によって、罪のない御子イエス・キリストが十字架を担われたのだということを告げています。