〜今日のみことば〜
「また、使徒たちの間に、自分たちのうちでだれがいちばん偉いだろうか、という議論も起こった。そこで、イエスは言われた。「異邦人の間では、王が民を支配し、民の上に権力を振るう者が守護者と呼ばれている。しかし、あなたがたはそれではいけない。あなたがたの中でいちばん偉い人は、いちばん若い者のようになり、上に立つ人は、仕える者のようになりなさい。食事の席に着く人と給仕する者とは、どちらが偉いか。食事の席に着く人ではないか。しかし、わたしはあなたがたの中で、いわば給仕する者である。」ルカによる福音書22章24-27節
最後の晩餐の席で、イエス様が、弟子の一人がご自分を裏切ることになると言われ、それを聴いた弟子たちの中で「自分たちのうちでだれがいちばん偉いだろうか、という議論も起こった」のです。自分はイエス様に忠実に従っており、あの人やこの人とは違うんだと言わんばかりの姿です。自分の罪や弱さが分かっていないのです。自分にも、主を裏切るかもしれない弱さがあるということが分からなかったのです。
イエス様は、そのような弟子たちに「あなたがたの中でいちばん偉い人は、いちばん若い者のようになり、上に立つ人は、仕える者のようになりなさい。」と教えられました。皆の前で最も遜った者として生きる姿を示して下さったのです。
