よきおとずれ 2022.07.19

7月19日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「イエスは目を上げて、金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。そして、ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、言われた。『確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。』」ルカによる福音書21章1-4節

貧しいやもめがレプトン銅貨2枚を神殿の賽銭箱に捧げます。主は、それを見て「この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。・・・生活費を全部入れた」と仰せになりました。レプトン銅貨は、当時使われていた銅貨の中で最も小さなものです。捧げものの額や、この世的な価値が大切なのではありません。主は、そのやもめの信仰の心を見ておられたのです。
一方、イエス様は、弟子たちが無駄なことだ(マルコ14:4)と思うほど高価な香油を主の頭に注いだ人の姿を前にして「この人はできるかぎりのことをした」とお語りになりました。大切なのは、捧げものの額やこの世的な価値ではありません。銅貨2枚も、高価な香油も、信仰に生きた人たちの心尽くしの神様への捧げものだったのです。そこに本当の尊さがあるのです。そして、それを喜んで受入れてくださる主がおられるのです。