よきおとずれ 2022.07.18

7月18日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「さて、復活があることを否定するサドカイ派の人々が何人か近寄って来て、イエスに尋ねた。
「先生、モーセはわたしたちのために書いています。『ある人の兄が妻をめとり、子がなくて死んだ場合、その弟は兄嫁と結婚して、兄の跡継ぎをもうけねばならない』と。ところで、七人の兄弟がいました。長男が妻を迎えましたが、子がないまま死にました。次男、三男と次々にこの女を妻にしましたが、七人とも同じように子供を残さないで死にました。最後にその女も死にました。すると復活の時、その女はだれの妻になるのでしょうか。七人ともその女を妻にしたのです。」
イエスは言われた。「この世の子らはめとったり嫁いだりするが、次の世に入って死者の中から復活するのにふさわしいとされた人々は、めとることも嫁ぐこともない。この人たちは、もはや死ぬことがない。天使に等しい者であり、復活にあずかる者として、神の子だからである。」ルカによる福音書20章27-36節

サドカイ派の人々もイエス様に問います。それも、イエス様を陥れるためでした。サドカイ派の人々は、天国での結婚について問いますが、主は「死者の中から復活するのにふさわしいとされた人々は、めとることも嫁ぐこともない」と言って、彼らの質問が成り立っていないことを示されました。そもそも「復活があることを否定するサドカイ派の人々」が「復活の時、その女はだれの妻になるのでしょうか」と問うのですから、おかしな話です。
しかし、人間の悪しき思惑が見え隠れするところにおいても、主は復活を与えて下さる神様の恵みを示し、神の子として生きる幸いが備えられていることを示してくださいました。心を開いて、その恵みを受け取るものでありたいと思います。