よきおとずれ 2022.06.08

6月8日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「イエスはこのように話しておられたとき、ファリサイ派の人から食事の招待を受けたので、その家に入って食事の席に着かれた。ところがその人は、イエスが食事の前にまず身を清められなかったのを見て、不審に思った。
主は言われた。「実に、あなたたちファリサイ派の人々は、杯や皿の外側はきれいにするが、自分の内側は強欲と悪意に満ちている。愚かな者たち、外側を造られた神は、内側もお造りになったではないか。ただ、器の中にある物を人に施せ。そうすれば、あなたたちにはすべてのものが清くなる。」ルカによる福音書11章37-41節

イエス様は、罪びとと呼ばれた人々と食事を共にし、病める人を訪ね、悪霊につかれた人々を解放されました。そのようなイエス様が、食事をする前に決められていた清めのしきたりを省かれたのを見て、ファリサイ派の人々は「不信感」を抱いたのです。彼らファリサイ派の人々は、自らの儀式的清さを保つために厳格な決まりを守り、儀式的純粋さを守る人とのみ食事を一緒にしていたからです。彼らの考えに照らすなら、イエス様のなさっていることは間違いとしか思えなかったのです。
信仰者の生き方は、人を罪に定め、切り離していくものではなく、すべての人をキリストとの交わりに結び付けていくものです。そして、自分自身の外側も内側も、キリストにあって新しく造り変えられていく生き方なのです。