~今日のみことば~
「イエスはたとえを用いてお話しになった。『・・・ある種は道端に落ち、人に踏みつけられ、空の鳥が食べてしまった。ほかの種は石地に落ち、芽は出たが、水気がないので枯れてしまった。ほかの種は茨の中に落ち、茨も一緒に伸びて、押しかぶさってしまった。また、ほかの種は良い土地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。・・このたとえの意味はこうである。種は神の言葉である。道端のものとは、御言葉を聞くが、信じて救われることのないように、後から悪魔が来て、その心から御言葉を奪い去る人たちである。石地のものとは、御言葉を聞くと喜んで受け入れるが、根がないので、しばらくは信じても、試練に遭うと身を引いてしまう人たちのことである。そして、茨の中に落ちたのは、御言葉を聞くが、途中で人生の思い煩いや富や快楽に覆いふさがれて、実が熟するまでに至らない人たちである。良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人たちである。』」ルカによる福音書8章4節以下
イエス様は①道端に落ちた種、②石地に落ちた種、③茨の中に落ちた種、④良い土地に落ちた種、この四つの姿を通して、御言葉を信じて生きるという信仰について教えて下さいました。
私たち人間の中には、御言葉を受けても、悪魔が心から御言葉を奪って行ったり、御言葉を受け入れるが根付かないで枯れてしまったり、思い煩いや富や快楽に邪魔された実が熟さなかったりする姿があります。しかし、良い土地もあります。「善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ」のです。いつもキリストの呼びかけに心を開き、主の御言葉に心を開いて歩むことができるように、聖霊の導きを祈りましょう。