よきおとずれ 2022.05.09

5月9日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「イエスが町の門に近づかれると、ちょうど、ある母親の一人息子が死んで、棺が担ぎ出されるところだった。その母親はやもめであって、町の人が大勢そばに付き添っていた。主はこの母親を見て、憐れに思い、「もう泣かなくともよい」と言われた。そして、近づいて棺に手を触れられると、担いでいる人たちは立ち止まった。イエスは、「若者よ、あなたに言う。起きなさい」と言われた。すると、死人は起き上がってものを言い始めた。イエスは息子をその母親にお返しになった。」ルカによる福音書7章12-15節

「一人息子が死んで、棺が担ぎ出されるところだった」、慰める言葉など何も見出せず、町の人々はただ「そばに付き添って」墓へと向かいます。愛する一人息子を失った母親の悲しみや嘆きは、愛する者を失い、また死を前にしたものすべの悲しみと嘆きを映し出しています。しかし、そのような母親のもとに近づいてこられる方がおられます。主イエス様です。主は、葬りの行列がこれ以上進むことをお許しになりませんでした。そして「起きなさい」と、御言葉によって死んだ一人息子を命へと呼び出してくださいました。わたしたちの生涯にも、わたしたちを死から命へと導いてくださる主イエス様が伴ってくださいます。